Cariotの一部の画面がエラーで表示できない

Incident Report for Cariot

Resolved

4/4(金) 12:00時点で事象が解消していることを確認しました。

この度はご不便をおかけして申し訳ありませんでした。

改めて本事象の発生原因と経緯の詳細についてご報告いたします。

【発生原因】
4/3(木) 17:32頃に、Cariotの基盤サーバーの修正リリースを行いましたが、その時に不具合が含まれていたことによるものです。

今回の修正では、Cariotアプリケーション(Salesforce Platform、以下Salesforce)と基盤サーバ(Amazon Web Services、以下AWS)の間のAPI認証に関する処理を修正しました。
SalesforceからAWSへのAPI認証の処理の中で、一部の画面からのアクセスで認証エラーが発生するようになっていました。

【経緯】 ※ 時刻は全て日本時間
・4/3 17:32
アプリケーションの修正リリース

・4/3 22:00
アルコールチェックの画面で表示エラーが起きていることを検知

・4/3 23:18
エラーの原因が修正リリースによるものであることを特定し、応急処置として、修正前のバージョンに切り戻し(ロールバック)

・4/3 23:30
切り戻しをしたが、ログイン中のセッションでは引き続きエラーが発生することを確認

・4/3 23:40
回避策として、ログアウトを行うことでセッションのリセットが行われ、エラー解消できることを確認

・4/3 23:50
サービス稼働状況サイトとログイン後のお知らせに上記の回避策の周知を掲載

【再発防止策】
本件の原因となったコードについては、すでに修正を完了しております。

当サービスでは通常、修正リリースにあたり、開発環境での動作検証、有識者によるレビュー、変更内容の承認、ならびに変更後の動作確認を実施しております。しかしながら、今回の不具合は開発環境では再現しない内容であったこと、また、動作確認において一部画面の確認が漏れていたことにより、問題の発見が遅れる結果となりました。

今後は、修正内容に応じた確認範囲の見直しを行い、動作確認やモニタリングの網羅性を向上させることで、同様の不具合を未然に防ぐ取り組みを強化いたします。これにより、サービス品質のさらなる安定化に努めてまいります。
Posted Apr 04, 2025 - 12:49 JST

Update

本件、引き続きご不便をおかけし、申し訳ありません。

DriveViewや運転報告などの画面でエラーが発生する場合、大変お手数をおかけしますが、一度システムからログアウトをして再ログインを行っていただきますようお願いいたします。

【本障害の原因】
システムのリリースに伴い、各画面において、Cariotの基盤側(AWS: Amazon Web Servicesで構築)との接続認証処理で不具合が発生するようになってしまったため。

システムを切り戻した後、お客様側でログアウトを行っていただくことで、認証情報がリセットされ、リリース前の状態で動作させることができるようになります。
Posted Apr 03, 2025 - 23:51 JST

Identified

こちらの不具合に関して、リリース前のバージョンに戻しましたが、引き続き事象の解消には至っていません。
Posted Apr 03, 2025 - 23:34 JST

Investigating

4月3日 17時30分頃より、Cariotアプリケーションの以下の画面でエラーが発生しています。

・走行データ
・アルコールチェック

現在、事象の確認と応急処置を進めています。

ご不便とご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
Posted Apr 03, 2025 - 23:21 JST
This incident affected: Cariotアプリケーション (その他の情報).